植物とともに生きる
2006.08.29 Tuesday 11:55
春 小さな畑に種を蒔いた
そこは 自然農の畑で
たくさんの生命 が その小さな畑に 生きていて 生と死が ぐるぐると廻っている
ひとたび 畑にすわると たくさんの虫たち 草たちと 会話が始まる
20歳のはじめころ 花屋さんだった
最初は根っこのない植物と触れ合い そのうち 根っこのついている
植物と 触れ合うことが楽しくなる
そこでは たくさんの種類の植物たちに 会うことができて すごく
嬉しかったし 楽しかった
そのあと長野県の農家で 住み込みで 野菜を収穫
八ヶ岳に沈んでいく夕日を 毎日ひたすら眺めていた
東京生まれで東京育で 地球や自然の 営みを そんなふうにごくごく近くに親密に 感じたことは はじめてのことだった
八ヶ岳の麓で 生きていたら からだのなかに 眠っていた太古の記憶が
確実に ザワザワザワと 音をたてて目覚めていったようだったよ
そのあとも 八ヶ岳麓 の生活が続き 薔薇園の日々 毎日 新鮮で 楽しく楽しく 太陽とともに働き 月とともに眠り
毎日の微妙な空気の変化を 感じ 高原に咲く薔薇の美しさや田圃の畦に咲く野の花に心を打たれ 夜の暗さに怯え 朝の光に こころ高鳴らせ 毎日を過ごしてた
あるとき 植物(とお金の関わりのある世界)から 少し 離れることにした
そのあと4年くらいのあいだは
豊かな森の中 小川の流れる おうちに 住むことになり
毎日 毎日 森の木々や草たちと ともに過ごした
毎日 毎日 八ヶ岳のそのすがたに感動しながら
そのときに 森と すごく 仲良しになった
かなしいとき 植物たちが いっぱい話しかけてきて
包みこんでくれることも知った
嬉しいときも 一緒に喜んでくれることも知った
ともに生きていた
たくさんの 命 が 生きて死んでゆく
生命の循環の営なみ を とてもとても いとおしく おもう
畑には いくたびごとに 驚きと不思議とに満ちあふれた ドラマが起こっている
春夏秋冬
春夏秋冬
生の営みと 滅亡への営み
これからも植物とともに生きていく
そこは 自然農の畑で
たくさんの生命 が その小さな畑に 生きていて 生と死が ぐるぐると廻っている
ひとたび 畑にすわると たくさんの虫たち 草たちと 会話が始まる
20歳のはじめころ 花屋さんだった
最初は根っこのない植物と触れ合い そのうち 根っこのついている
植物と 触れ合うことが楽しくなる
そこでは たくさんの種類の植物たちに 会うことができて すごく
嬉しかったし 楽しかった
そのあと長野県の農家で 住み込みで 野菜を収穫
八ヶ岳に沈んでいく夕日を 毎日ひたすら眺めていた
東京生まれで東京育で 地球や自然の 営みを そんなふうにごくごく近くに親密に 感じたことは はじめてのことだった
八ヶ岳の麓で 生きていたら からだのなかに 眠っていた太古の記憶が
確実に ザワザワザワと 音をたてて目覚めていったようだったよ
そのあとも 八ヶ岳麓 の生活が続き 薔薇園の日々 毎日 新鮮で 楽しく楽しく 太陽とともに働き 月とともに眠り
毎日の微妙な空気の変化を 感じ 高原に咲く薔薇の美しさや田圃の畦に咲く野の花に心を打たれ 夜の暗さに怯え 朝の光に こころ高鳴らせ 毎日を過ごしてた
あるとき 植物(とお金の関わりのある世界)から 少し 離れることにした
そのあと4年くらいのあいだは
豊かな森の中 小川の流れる おうちに 住むことになり
毎日 毎日 森の木々や草たちと ともに過ごした
毎日 毎日 八ヶ岳のそのすがたに感動しながら
そのときに 森と すごく 仲良しになった
かなしいとき 植物たちが いっぱい話しかけてきて
包みこんでくれることも知った
嬉しいときも 一緒に喜んでくれることも知った
ともに生きていた
たくさんの 命 が 生きて死んでゆく
生命の循環の営なみ を とてもとても いとおしく おもう
畑には いくたびごとに 驚きと不思議とに満ちあふれた ドラマが起こっている
春夏秋冬
春夏秋冬
生の営みと 滅亡への営み
これからも植物とともに生きていく